雨が戻る場所

好きなものを好きなだけ。茶の間でジャニーズ、近場でLDH。本を読んだり映画を見たり。

これは担降りブログではない~二足のわらじの踵の高さ~

タイトルの通り、これは決して担降りブログではありません。しかし大きなくくりでは降りていて、それを書き連ねていることになるでしょう。

元来私は「担当は降りるものではなく増やすもの」だと思ってきたし、今もそう思っています。今までの担当はもれなく現在も好きだし、担当がいるグループのメンバーももれなく好きなのです。そのせいでとんだDDヲタクになっているともいえますが。

思えば私のこれまでの人生は、ジャニーズという存在に少なからず振り回されてきました。物心ついてすぐウルトラマンティガの主人公だったV6の長野さんに一目惚れし、伊東家の食卓三宅健くんを好きになり、学校へ行こうでV6兄さんを好きになり、デビュー後すぐに全日本バレーのサポーターとして会場で歌っていたまっすーに心を奪われ、ごくせん2期で仁亀に、がんばっていきまっしょいで錦戸さんと内くんにハマってからというものYou&J周辺をミーハー心で応援し…という多感ぶりを発揮していたのが中学の中頃まで。その後いったんジャニーズを離れ、嵐10周年のタイミングで引き戻されてから今日までぬるぬるとジャニヲタ街道を歩んできました。通算でこれまでの人生の半分をジャニーズに振り回されていることになります。もうすぐ年齢的に、四半世紀に手が届かんとしています。

現在は嵐とジャニーズWESTを中心にジャニーズ全般を応援しています。どちらかというと嵐の方に重きを置いているかもしれない。ライブに行ったことはないものの、担当やメンバーが載っている雑誌を買ったり、WSを張ったり、音源やライブDVDを片っ端から買ったり、ライブレポを漁ったり。嵐を応援し始めたのは一気に売れ出してからだったので追うのは大変だったものの、とても楽しかったです。(ちなみに離れる前は、嵐だけはまったく眼中になかった。不思議)

 

しかし、『楽しかった』のです。

 

決して魅力を感じなくなったわけではありません。飽きたわけでもない。そこまで頑張って応援する必要性を感じなくなったのです。

ここ数年の間で嵐を見ない日はほとんどありませんね。書店やコンビニの雑誌コーナーには彼らが表紙の雑誌がたくさん置かれているし、テレビをつければCM、バラエティー、ドラマや音楽番組に出たり。ハードディスクの容量が追い付かないくらい。もうめんどくさい…と思ったことも一度や二度ではないし、最近はレギュラー番組もろくに追えていないという体たらく。日に日に大きくなっていく彼らを追うのに疲れてきたというのが正しいかもしれません。

それでも嵐を追いかけることをやめられなかったのは、ひとえに担当である松本潤さんの存在が大きい。なぜならジャニーズに戻るきっかけをくれたのが彼だったから。繰り返すけれども10周年の頃に戻ってきたので、花男の頃は正直好きではなかった。ジャニーズWESTでは神山くんが一番好きだけれど、彼を「自担」と呼ぶにはまだ少し違和感があったりします。先ほど担当は降りるものではなく増やすものと書いたけれど、「自担」と呼ぶのは今のところ松本さんだけです。

今私は、嵐が築いてきた道に背を向けようとしています。それだけではなく、ジャニーズという大きな存在からまた距離を置こうとしています。言ってしまえば別の事務所に魅力を感じている。それがEXILE一族が所属している事務所。古き良き伝統を積み重ねていくようなジャニーズに対して、こちらは新しい事務所でまだ開拓の最中だと思われます。海外のアーティストとも交流して活躍の場を増やしたり、一族総出でライブを行ったり、ジャニーズにはない魅力があってたいへん新鮮…というか全く路線が違うので、ジャニーズはじめアイドルばかり見てきた私にとって彼らを好きになったことは青天の霹靂に近かったのです。新しいジャンルにすぐ目がくらむ。たいへんよくない。

話がだいぶ横道に逸れましたが、先ほど書いた通り私は嵐のファンを降りようと思います。ジャニーズはWESTだけに絞って、他のグループと同じように、テレビに映っているのを応援するだけの最低限のファンになろうと。しかし私の「自担」はこれからも変わらずMJなのだと思います。とてもややこしい状況になっている。それでも彼のことは、見える範囲でできる限りの応援をこれからもしていきたい。事務所をまたいでの二足のわらじは、今の私にはかかとの高さが合わないのかもしれない。今はジャニーズ全体から少し離れてギラギラぷちょへんざな一族沼にどっぷり浸かっているけれども、熱が落ち着いてきたらまたキラキラトンチキな彼らを思う存分摂取したくなるのでしょう。その頃にはかかとの高さがちゃんと揃って、つまずくことなく歩けるようになっていればいいと思います。二足のわらじ最高。早く両事務所で友好条約結んでください。